大黒摩季のコンサートに行ってきた

 

少し前ですが、大黒摩季さんのツアーコンサートに行ってきました。

 

 

大黒摩季  Maki Ohgro 2018 Live-STEP!!

〜Higher↑↑Higher↑↑中年よ熱くなれ!!Greatest Hits+〜

2018年2月10日(土)

松戸・森のホール21大ホールにて

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普段ライブやコンサートなんて全く御縁がないのですが、知人のご夫妻に誘って頂き、夫も一緒に松戸へ。

 

もうね、本当にすごかった。

歌で感動して泣けるって素晴らしいと思いました。

 

大黒摩季さんは、ここ5.6年近く病気療養をされていたそうです。

少し調べてみたら、重度の女性疾患で本当に大変だった様子が窺い知れました。

 

人気絶頂の90年代、多忙を極めた日々を過ごされていたかと思います。お体に鞭を入れるように活動された時期もあったでしょう。

そして、5年間という途方もなく長い期間の療養。

 

その期間の彼女の歌手として、女性として、人間として、日々の葛藤や苦しみを想うと、想像するだけで涙が出ます。

ですが、今回のライブではとても元気な姿を拝見出来ました。

 

彼女の言葉でとても印象的だったのが、

「自分で自分の歌を聞いてみて、『ああ、大黒摩季の歌って…いいじゃん!!』って思ったんですよね、改めて自分のことが好きになれました。」

という言葉。そして、

「自分は本当に人に恵まれていて、この感謝を伝えたくてこのツアーを回っている」

というお話。

 

彼女の魅力はたくさんありますが、私が強く感じる一つは、

「等身大な自分らしさ」を持っている、ということだと思います。

彼女の歌は、女性目線の恋愛観や人生観、アーティストとしての夢や目標に向かう姿、

そんなテーマが多いと思うのですが、そこに変な背伸びやカッコつけというのを私は感じません。

 

素直に、自分のままで、

時には可愛く、時には不器用な姿をもそのまま受け入れて、

その上で、「もっかい頑張ってみようじゃない」と言っている姿

「まだまだ、これからだ」って応援してくれているような気持ちになれて、本当に本当にカッコ良いです。

『夢』と『愛』

 

普段我々の日常では照れ臭くてあまり使わない言葉かもしれません。

だけど、彼女の歌はこの「夢」と「愛」をダイレクトにど直球でぶつけてきます。

そこに人としての情熱やパワーがしこたまのっかってるもんだから、

上手く行かなくて泣きたいときや、自分が嫌いになりそうな時にほど、

また頑張れる気持ちをくれるのです。

 

お話したこともなければ何を知っているわけでもない、ただのイチファンですが、

女性として人として、心から尊敬する「こうなりたい!」憧れの存在です。

 

「自分らしさ」を確立させて、いつも自分に Yesをつけてあげられる人。

どんなことがあってもちゃんと自分の中で答えを見つけ、乗り越えられる強さ。

いつでもたくさんの夢を持ち、仲間と一緒に楽しんでその夢を追いかけられるバイタリティ。

女性らしい柔らかさと度胸、大胆さの持ち主。

周りの人にたっくさんの元気をあげられる、優しさと愛情深さ。

 

私の勝手なイメージですが、私の中ではそんな存在です。

 

目指そう、こうなりたい…と思えるロールモデルがいることに感謝。